私は2015年、生まれ育った地元の宮城県から妻と２人の子どもを連れ湯沢市に移住し、電気工事施工会社を設立しました。
湯沢市で起業した理由は２つあります。ひとつは湯沢市が秋田県南端の地で宮城県・山形県と隣接しており、岩手県も含めアクセスが良く広域で工事施工ができること。もうひとつは湯沢の人々のあたたかさに魅力を感じたことです。前職の会社員時代に湯沢へ出張することが多々あり、多くの方々と知り合うことができました。当初は秋田市への移住・起業を考えていましたが、近況報告を話したところ湯沢の人たちの「人口増やしてくれてありがとう」の言葉に隠された地元愛と感謝していただける心に惹かれ、湯沢で起業し貢献したい気持ちが芽生えたからでした。
社名は「電気＝ELECTRICITY」と「幸せ」を組合せ、「エレシア」と付けました。 これには電気工事で関わったすべての人が幸せになる会社を作りたいとの想いが込められています。社名決定時は設立準備で忙しく、想いのままつけた社名でしたが、親へ報告すると「名前の通りだね」と言われ、鳥肌が立ちゾクゾクしたのを覚えています。まさに「名は体を表す」で運命的だと感じました。これからもお客様、社員、家族、社会の幸せが増えるよう邁進してまいります。